パルマは食の天国!超美味リゾット、パルミジャーノ・レッジャーノ、生ハム食べまくってたら、天からお迎え来た。のお話
イタリアのパルマに、神のいるレストランがある。その神が作る“とんでもない”リゾットを食べて、昇天したお話です
あの奇跡を、わたしの拙い文で綴る事は、到底難しい。どうやって伝えていいか。言葉が見つからないのよ。ちゃお!おみかです❤️
これまでの常識を根本から覆されるような衝撃的なイタリアでの食体験を、今日は思うがままに、ひたすら語ります。長いわよ。
さて、遅めの夏休みでミラノにやってきたおみか。
ここまで、いろいろいろいろあった。
アリタリアのアップグレード入札してあっさり落札出来てビジネスクラス乗っちゃったり
買い物地獄(天国か)で物欲に溺れたり
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スリに厳重警戒しながら、そんなこんなで毎日ハッピーに過ごしていたのだが。
おみか、買い物とは別に、イタリア訪問最大の目的があったのよ。それを果たさなければ。
え、最大の目的、まだあるの?
ええ、おみかはいつでも、情熱を持った対象に関しては、えげつない程に貪欲なの。
今回のイタリア訪問の最大目的といっていいおみか的大大大大イベント、それは。
「食」
ミラノ在住、大好きな旧友Eちゃんと共に、イタリアの美食に溺れること!
え?ミラノのお話、期待されちゃってるかんじ?ファッションウィークとか?
さんざんミラノ行った行ったと言いながら、ミラノ記事ひとつもないけど、今日こそはと期待されちゃっているかんじ?
ははは!今日もおみかはその期待を裏切る!
ええ、ミラノの話ではございませんっ!きっぱり!
何故ミラノに行ったのだ、と言われそうだけど。いや、マブダチ住んでっから。別にミラノとか関係ないすから。
うふふ。
本日の訪問地。ミラノではなく。
では、どこか?
それは、
パルマです!
もちろんミラノでも、美味しいものいっぱい頂いたの。しかし、よ。イタリアで、本当に美味しいものを食べたいなら。
パルマ。
騙されたと思って、とりあえずパルマに行け!!
なのだ。
おみかをマイルの道に引き込んだAちゃんも、既にパルマ&ミラノを訪れた(出張でね)経験がある。
出発前、Aちゃんに「おみか、ミラノに行って、ちょっくらEちゃん(共通の旧友)に会ってくるね!」
と報告した所、いつも冷静沈着クールビューティで名高いAちゃんが、いつもと全然違う、熱い口調でこう言い放った。
おみか、パルマに泊まった方がいい!
あとで後悔することになるから、
絶対に!パルマに!泊まりなさい!!
え。
パルマ?ってそんなにすごい所なのか??
パルミジャーノとか生ハムとかサラミとか?
うむむ。
荷物ごろごろ移動するの面倒だし、フィレンツェの更にあるプラダのファクトリーアウトレットに行くことも決定してるしな、、、
と、先走ったおみかは、今回の旅の全日程、ミラノのホテルを予約してしまったの。
そして、その誤った選択を、のちのち深く後悔することになるのです。うううう(涙)
現在ミラノ在住の旧友Eちゃん、ミラノにお引っ越しする前はパルマ在住だったのね。
だからパルマの美味しいお店を、これでもか、というくらい熟知している。
もつべきものは、心優しく、美食家の友よ!
今回Eちゃんが連れていってくれた、素晴らしき美食の街パルマの店々は、地元の人だけに愛されている、ガイドブックには絶対に掲載されないような店ばかり。
そもそもパルマのガイドブックって、存在するのかしら。存在するとしても、ミラノのガイドブックのおまけ数ページぐらいでしょう。
Eちゃん曰く、パルマはやはり美食の街ということで、世界中から食品業界関係者が集まるとのこと。
さすがのおみかだって、パルマ?えーと生ハム!パルミジャーノ・レッジャーノ!くらいは知っていたよ。
あとは、昔アメリカに住んでいた頃、美味しいバターを求め、イタリアンマーケットを訪れた。おみかの住んでた地域では、エシレなんて到底手に入らなかったのよ。そんな中、ああこれぞ美味しいバター!と思えたのは、パルマ産のバターだった。
以前から「パルマといえば美味しいもの!」というイメージはあったのね。
しかし、そのパルマ現地で、イメージとかなんとか、そんな浅はかな言葉で表現してはいけないと思わせられる程の衝撃的な体験をしたの。
パルマには、確かにリゾットの神が存在した!
最近の若者たちは、ことあるごとに神、という言葉を多用する傾向にある。多少、嬉しいことが起きたりすると「やべえ、まじ、神なんだけど」といった様に。
私は「神」という言葉を、軽々しく使うことに、ちょっと抵抗がある。浅はかに聞こえちゃうから。
しかし、パルマには、確かに神と崇めたくなるほどの力量を持ったシェフが存在した。その領域に足を踏み込んだら、誰しも魅了され、一生忘れることができない至福の時を過ごすことができる。
そのレストランの店主兼シェフ、ジュゼッペさん(名前は恐れ多くて聞けなかった。おそらくジュゼッペさん(笑))は、神の腕を持っておられた。
料理の腕だけではなく、そのホスピタリティーも素晴らしく。
彼は、神が地上に贈りたもうた天使だったのか。もしくは神そのものか。
今でもあのレストランでの体験は夢ではなかったのだろうか、と思えるほど。
では「パルマの神の店」の何が素晴らしかったのか。
思うところを挙げてみます。
- ジュゼッペさん(通称リゾット神)のお人柄、おもてなしの心。
- 店の雰囲気。神が大切にしている、小さな小さなレストラン。華美、ゴージャスとは程遠い。神たった1人で全て切り盛りできる、絶妙な数のテーブルがセットされている。勿論ワイングラスには指紋ひとつない。
- 神のセレクトした24ヶ月熟成のパルミジャーノ・レッジャーノ。
- 神のセレクトするイタリアンワイン。
- 神のセレクトで神がカットしてサーブされる、切りたてほやほやフレッシュな生ハム。
- 神のリゾット。
6に到るまで、何度気を失いそうになったか!
身体の細胞ひとつひとつが、喜びに満ち溢れる感じなの。
おみかも、同行してくれたEちゃんも、リゾットに辿り着くまで、何度も何度も、その幸福さに酔い、クラクラした。
Eちゃん、神の店に行く度、毎回昇天してるんだって。わかるわ。
リゾットでだめ押し。
おみかはネロになった。
パトラッシュ、、、
僕は、もう眠いんだ、、、
なんだか天使が迎えに来てくれているようだ、、、
天使と一緒にお空に舞い上がっていくようだよ、、、
パトラッシュ、、、
天まで届く美味しさだよ、、、
らんらんらーらんらんらー(昇天)
ここイタリアで、言わなくても、わかってくれる!?リゾット神の日本人女子への気遣い
イタリアにおいて、オーダーする料理は、一人一皿が常識。
でもね、日本人女子なら、色んな味を少しずつ試してみたいという願望、あるでしょ?
でも量はそんなに食べられない。だからシェアしたい。
それって、イタリアでは、基本あまりよろしくない。
イタリアに限らず、欧米では一皿がどどーんと大きい。
たとえ美味しくても、ボリューム過多で、途中から味に飽きてしまったり。美味しくごはんを終えられないパターン、結構あります。
せっかく美味しいのに、、、と、残念に思うこと多々。
神はそんな私たちの気持ちを理解してくれていた。美味しいものを美味しいと思え、また食べたいと思える量だけ。色々な種類を食べてみたい願望を叶えてくれた。
これとこれとこれ下さい、とオーダーしたら、頼んだリゾットを少しずつ、一皿にもってきてくれたの。「そうしてください」とリクエストしてないのに。
これはEちゃんが神の店に何度も通ったお陰で、神が理解してくれた、日本人女子の好みの盛り方、なのである。
Eちゃんグッジョブ!
そして神、ありがとう!
ここイタリアで、こちらから言わないでも気遣ってくれるなんて。そのホスピタリティーにおみかは感動した。
メニューをほんの一部紹介。どのメニューをリピートしたいか、発表します!
神のリゾット、メニューには結構な数があります。
結論から言うとどれを食べても昇天可能。
いろんな種類を頂きましたが、その中で、美味しかった、次に訪店したときに、リピートしたい順に紹介します!
言っとくけど、本当は順番なんてつけられない。どれも美味しいから。
あえて、つけるとしたら、ということで。
①バローロのリゾット
イタリアワインとして知名度抜群のバローロを使った贅沢なリゾット。ワインの複雑さとスパイスの味が絶対に他では食べられないであろう、それはもう表現出来ない絶妙且つ奥深い味だった。最初、神におすすめを聞いた所、これを教えてくれたのだが、「日本の女性にはもしかしたらスパイスが口に合わないのではないか?大丈夫かい?」と、気遣ってくれた。しかし、一口食べてその味の奥深さにおみか昇天。
②トリュフのリゾット
トリュフの香り高いリゾット。テーブルに乗った瞬間から、あたりはトリュフ独特のあの香りに包まれ、食欲がそそられる。実は2回、このトリュフのリゾットを食べた。ほんのり香る、といったレベルではない。がっつり香る。食べる前に、その香りだけで既におみか昇天。味も抜群。贅沢。
③リゾットヴェルディ
パルマの街を歩けば、至るところ、ジュゼッペ・ヴェルディ(パルマ生まれの大作曲家)だらけ。実はおみか、次にパルマに来たら、ヴェルディフェスティバルでオペラ観たい。
街中、みんながヴェルディを愛している。そのヴェルディにちなんだ名称のリゾットです。ヴェルデとは緑色を表すことから、アスパラを入れる事で緑色に仕上げてるそう。粋だね。
具材はパルマ、イタリア礼賛!という充実っぷり。ポルチーニ、プロシュートなどパルマをまるごといただくことができておみか昇天。
神のリゾット、3種類食べたらお腹がはちきれます。
その美味しさに、いちいち毎回天に昇ります。しつこくてごめんね。
おみかは、一度食べたら、もうその次の日からパルマの味が忘れられず、神のリゾットを食べるため、結局2日後に再びパルマを訪れることになった。
パルマに泊まりなさい!!
という友人の助言をスルーした自分をのろいつつ、ミラノからパルマにごはんを食べるためだけに通ったのよ!
ミラノにいても日本でも、パルマの神のことばかり想っていた
日本に帰国し、そのレストランを想う時、私の胸は、愛しさと切なさ(!)できゅーんと締めつけられる。
こころが清らかになり、嫌な事は一瞬忘れ、元気になれる。更に心強さまで。
次にパルマへ行く時まで、また頑張ろう!という気持ちになる。
篠原涼子さん、これって、恋ですか!?
イタリアの恵み、イタリアの美味しさに開眼させられた。
何としてでも、その店の為だけに、飛行機で12時間飛んでもいいからまた行きたい!と心の底から思える。
そんな神の店、パスタやメインも、勿論ありますが、とりあえずリゾットを食べて頂きたい。あと、切りたてほやほや、フレッシュなプロシュート(生ハム)。
あなたも必ずや失神し、昇天する。
これ、絶対だから。
本当は、誰にも教えたくないけど、ヒントだけ!
結局、神の店って一体どこなの?店の名前は?とイライラされてたら、本当にごめんなさい。
パルマに住む、地元の皆さんに愛されてるお店なんです。大切に大切に守り続けて欲しいと思う。だから、本当は、こういうところで口外しない方がいいのかもしれない。始めたばかりの影響力皆無なおみかブログだから、どうってことないとは思うんだけどね。ちょっと、考えてしまう。
でもその素晴らしさを、皆さんに是非知って欲しいという想いもある。
心はうらはらなのよ。
これが、神の店の目印。
グーグル先生は何でもご存じなので、聞いてみると良いかもしれない。
そして、これが
パルマの神の後ろ姿です。見て!後光が!!
もう一度言うわね。
パルマで食べるまでは死ねない!
そして食べたら幸せに満ち溢れて天に召されます!
料理の写真は、妄想してください。
そして是非現地で食べてきて欲しい。
で、報告してくれたら嬉しいです。「行ってきたよーーーー」って。
ミラノでミラノ風リゾット食べるくらいなら、パルマで神のリゾットを食べるべし!
ミラノでミラノ風リゾット食べず、わざわざパルマにミラノ風リゾット食べに行った
おみかでした❤️
なんのこっちゃ。
ちゃお!